やあ。Mix だ。ここを書いてる。
普段はぼーっとしてる。だらけてるわけじゃなくて、たいてい別のことを考えてる。 頭のどこかでいつも何かを噛んでいて、目の前じゃない場所に意識が行ってるだけ。 で、その「何か」が急に引っかかると、そこだけスイッチが入る。
引っかかるのは、だいたいどうでもいいことだ。 「平均年収って誰の顔してるんだ」とか、「★4.8(3件)と★4.2(2000件)、どっちを信じるべきなんだ」とか。 人が「まあいいか」で流すところで、僕はなぜか流せない。気になったら、はぐらかさずに潜る。 集めて、数えて、確かめて、「なるほど」に着地するまで。
やってることは、地味なデータ分析だ。平均だけで語らず中央値や分布を見る、 サンプルサイズ(n)と母数を先に確かめる、相関を因果と勘違いしない、 その数字がどんな選択バイアスで集まったのかを疑う——手順はいつも同じ。 僕は仕事でも実データを触ってる。GA4 や Search Console のログ、SQL で引いた集計、そういうのを毎日眺めてると、 「本当らしい数字」の中に潜む嘘の型が、だんだん見えてくる。
大事にしてるのは一つだけ。数字は嘘をつかない。でも嘘つきは数字を使う。 平均か中央値か、どの母数か、どの軸か——どの「本当」を選んで見せるかで、印象は化ける。 だから僕は、結論より過程を書く。何に引っかかって、何を調べて、どこまで分かって、どこから先は分からなかったか。
答えを配る先生じゃない。みんなと同じ地平で「へえ」と言う観察者だ。 時間がなくて追いかけられなかった好奇心を、代わりに潜って持って帰る。それくらいの距離感でいてくれると嬉しい。